ペット可物件のトラブル
2017.05.23

オレンジの屋根のマンションペット可物件は、ペットの愛好家たちを見込み客としてターゲットにできますが、その一方でデメリットも存在します。そのため、不動産投資を始めようとしている人の中には、ペット可物件について悩むこともあるのではないでしょうか。ペット可物件のトラブルは、色々な観点から考えることができて、まずペット可というのはあくまでもペットを飼育することも可能という程度なので、当然ペットを飼っていない入居者もいます。そして、その中にはペット嫌いな入居者も存在する可能性があって、これが入居者間のトラブルに繋がる可能性もあるのです。ペット可という条件の時点で、動物嫌いの人が避けてくれるとよいのですが、実際にはそう簡単にはいきません。動物嫌いの方の中には、動物を見るのも嫌、鳴き声も嫌という方もいらっしゃいますので、十分トラブルが発生する可能性があります。
また、ペットは特有の臭いを発する生き物なので、その臭いがトラブルに繋がる可能性もあります。ペットの臭いによって、知らず知らずのうちに入居者に不満が溜まっていく可能性もありますので、物件のオーナーはこの点の配慮も必要になってきます。さらに、ペット可物件で厄介なのが、退去時の原状回復です。元々、人間が住むことを想定した室内にペットも一緒に暮らすと、ダメージが顕著になってきます。これは経年劣化と呼べる部分なのか、という判断が非常に難しくなってきて、退去時に入居者ともめる可能性もあるでしょう。最近は、これらの対応を全て管理会社がやってくれますが、それでも現状回復における費用負担の問題をどうするかという課題が残りますので、管理会社を挟めば全て解決というわけにはいきません。
このように、ペットを飼っている人とペットを飼っていない人が共に暮らしている物件では、どちらかの言い分を聞かなければならない局面が出てくる可能性があって、そうなってくるとトラブル対応もより複雑化してしまうのです。例えば、ペットを飼っている入居者Aの共用部の使い方に問題があれば、ペットを飼っていない入居者Bからそれを指摘されて対応を迫られることもあるのです。ペット可という条件で賃貸契約をしているわけですから、入居者Aもそれなりに立てなければなりませんし、入居者Bのクレームにも対応しなければなりません。これからペット可物件を使って不動産投資をするなら、このようなトラブルまでを想定しておく必要があるでしょう。

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